行く川のながれは絶えずして、しかも本の水にあらず。
たしか、教科書で暗所させられませんでしたか?
中学生だったような。。若くて浅はかな今日のことしかわからないハナタレ小僧のわたしには何にも響かなかった作品が、この年になるとしみじみします。
息子の住む京都の今でいう独身のおじさんの独り言。
竜巻が起こり、火事で町中が焼けて、出世も決まっていたのに横槍が入り出来ず、違う役職を与えてあげようと言われるのに拒否る。
現代の人様とおんなじではない?か?ね?
読み進めていくごとにクスッと笑えるお話でした。
京都は、息子が今住んでいる街。その街並みを想像しながらやはり歴史深いところなんだなぁと息子恋しい気持ちと重ねて読み終えました。